Path: titcca!fgw!ascgw!paradox!alia!kei From: kei@alia.sc-htc.JUNET (Hiroshi kawashima) Newsgroups: fj.comp.arch Subject: Re: MIPS R6000 Summary: I/O bus Message-ID: <173@alia.sc-htc.JUNET> Date: 6 Dec 89 08:10:13 GMT References: <467@qmfl.jrdc.go.jp> <470@qmfl.jrdc.go.jp> <4533@tansei.cc.u-tokyo.JUNET> Sender: kei@sc-htc.co.jp (Hiroshi kawashima) Distribution: fj Organization: SC Hightech Center Corporation, Tokyo, Japan Lines: 40 In article <4533@tansei.cc.u-tokyo.JUNET>, b89763@tansei.cc.u-tokyo.JUNET (Junichiro Makino) writes: > D論を出して一息ついた牧野@東大駒場です。 御苦労様です。 > うーむ、でも、この200MB/sっていうのはあくまでもI/Oチャネルの速さ > ですよね、ディスクはどうやってつなぐんでしょうね? 今日顔を出したUNIX Fairで、たまたまクボタコンピュータのかたの RC6280のプレゼンテーションを聞くことができました。 それによれば、ディスクはVMEバスの側につながるようなことを言っていました。 VMEバスの最大転送レートが33Mバイトなので、これをEBAを通して6本まで システムバスに接続することができるそうです。 システムバスは32ビット幅で、バスの転送レートは15nSだということです。 (なぜか計算が合わない。) また、一次キャッシュは * Direct mapped * No address translation * Write through であり、 二次キャッシュは * 2 way associative * Physical address * Write back とのことです。 両方のキャッシュを合わせると、通常の使用時(難しい定義ですね。)には平均して 99.5%のヒット率を達成しているそうです。 主記憶は32Mバイトごとに増設可能で、8Wayインターリーブをかけている と言っていました。 -- 彼らは、RC6280と同等の速度を達成しているミニ/マイクロコンピュータは、 皆、マルチプロセッサ構成やベクタ構成であると述べ、シングルプロセッサ・スカラー で、高速であるということを強調していました。 Mips社は将来もこの路線を歩み続けるつもりなのでしょうか? -- 川島浩@エスシーハイテクセンター junet : kei@sc-htc.junet phone : 03-5389-3681 (dial-in)