Path: jaist-news!cs.titech!nirvana.cs.titech!wnoc-tyo-news!news.u-tokyo.ac.jp!news.u-tokyo.ac.jp!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.soc.men-women Subject: Re: married->child? Date: 18 Apr 1994 07:04:23 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 50 Distribution: fj Message-ID: References: NNTP-Posting-Host: chianti.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: t90534am@sfc.keio.ac.jp's message of Fri, 15 Apr 1994 10:13:24 GMT 牧野@東大駒場です。なんだかねえ、、、 In article t90534am@sfc.keio.ac.jp (Akira Mito) writes: In article murofusi@srd.ull.rdc.toshiba.co.jp (Masako Murofushi) writes: |(1)労働省の冊子にでていた、女性の平均賃金は男性の50.7% |   というのは、統計のトリックかもしれない。 |まっそうかもしれませんけど、わたしが簡単にアクセスできる資料 |をとってきたまでです。もし、そう田澤さんが思われるなら、これ |が統計のトリックかどうかは、田澤さんが調べて教えて下さいね(^_^)。 tazawaさんの指摘は、きわめて科学的なもので、「女性は働かない」とか 言いたいということではないと思います。就業者の年齢や職種の構成が、 男女で大きく違っているのは常識です。これはこれでまた一つ、別の問題を 反映しているのですが。 |”こんな経済状態では、結婚でもして男性に依存している状態でなけ |れば、まともに子供は育てられない現状”ということを認識するの |をサポートするのに十分な資料だと思います。 全然不充分です、というか、用件を満たしていません。同じ会社で同じ コースの未婚独身女性と、未婚独身男性との間(複数)で、子供を持つこと への機会が客観的に均等でない、ということを証明しなくてはなりません。 …こんな統計は、労働組合にいかないとないでしょうが。 こういう論法を使うと、身分制の社会では差別があることは証明できないとい うことになりませんか?まあ、「これはこれで別の問題」とおっしゃっている ので、問題ということはわかっていらっしゃると思うのですが。 「男女の収入の違い」ということについて議論するなら、職種とか、給与体系 の違いも組み入れて議論しないと意味がないのではないでしょうか?実質上男 女を区別するためだけに別の職名があるというのはそんなに珍しいことではな いと思いますが。 |なんか、この数字(女性の平均賃金は、男性の半分) |をまともにみたくないのかな? |その数字がある程度信用できるもの(政府刊行物だもんね)なら、 なんと男女雇用機会均等法と、この統計を並べて見ると、結論は 「女性は能なし」になってしまうんですよ! 男女雇用機会均等法がずうっと昔からあって、いかなる抜け道もなく、さらに 他の要因がなければ、そういうことになるのかも知れないという仮定の話です ね。 牧野淳一郎@東大駒場