Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!etl.go.jp!trc.rwcp!rwc-tyo!news.iij.ad.jp!news.mri.co.jp!marrella.mri.co.jp!kiyokawa-jhs!news.ipc.chiba-u!eclnews!sinetnews!newssinet!news.nc.u-tokyo.ac.jp!komaba!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.soc.men-women Subject: Re: [Q]kagaku to sei-sa ni tuite Date: 11 Aug 1995 13:00:10 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 33 Message-ID: References: NNTP-Posting-Host: grape.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: apj@bio.rcast.u-tokyo.ac.jp's message of 11 Aug 1995 11:42:38 GMT >>>>> On 11 Aug 1995 11:42:38 GMT, apj@bio.rcast.u-tokyo.ac.jp (y.amo) said: > あもう@せんたんけん です。 > 既に議論がなされているかもしれませんが、 > 自然科学を得意とする、又は専門とするにあたって、性差は > どのように効いているのでしょうか? > こんな調査がなされている、これを読め、といったポインタでも > 結構です。皆様のご意見と情報をお教えください。 性差の調査というのとは違いますが、「物理のコミュニティでは年齢が 上がるほど女性の比率が下がる」のは何故かというような分析が「パリ ティ」の 93年6月号に出てました。 Physics Today からの翻訳で、アメ リカの話なので日本でそのまま当てはまるわけではないですが。 結論的な部分だけちょっと引用してみます。 ---------------------------------------------------------------- 物理学に女性が少ないことを説明する理論はたくさんあるが、ほとんど すべてひとつの基本的な命題から引き出されている。それは、物理学者 の社会や学会が全体として女性を慎重にしかも無意識的に物理から排除 しているということである。この排斥は、些細ではあるが女性に対する 定常的な差別的ふるまいに始まって、明確なセクシャルハラスメントに いたるまで実に多くの形をとっている。このような排斥を覆すことがこ の分野に女性を増やすのに必要なのである。 ---------------------------------------------------------------- ということだそうです。 牧野@東大駒場