Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!news.iij.ad.jp!news.sun.co.jp!sunj-gate.Japan.Sun.COM!news2me.EBay.Sun.COM!venus.sun.com!wnoc-sfc-news!nscnews!yilnws!hamamatsu-pc!news.tcp-net.ad.jp!niq0!newssinet!news.u-tokyo.ac.jp!news.nc.u-tokyo.ac.jp!komaba!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.education Subject: Re: Quality of a university (Re: [pseudo]) Date: 26 Jul 1995 11:36:36 GMT Organization: Dept. of Earth Science & Astronomy, College of Arts & Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 22 Distribution: fj Message-ID: References: <3u7n2q$vm@tmitns.tmit.ac.jp> NNTP-Posting-Host: tache.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: kikuchi@phys.sci.osaka-u.ac.jp's message of 17 Jul 95 21:21:55 >>>>> On 17 Jul 95 21:21:55, kikuchi@phys.sci.osaka-u.ac.jp (Kikuchi Macoto) said: > 一般書だからこそ罪が深い、という点は、既にみなさん何度も強調しておら > れたと思いますし、笹部さん御自身も教育者である以上、この点は当然ご理解 > いただいているはずです。 > あとは、哲学書としては出版されていないこと(ないしは、素人の目には理工 > 学書にしか見えない形態を意図的に選んでいること)をご納得いただけばいい > のではないでしょうか。 よく考えたらだんだん気になってきたので、ちょっと質問してもいいで すか。これは、「問題の本が哲学書の体裁をとって出版されたら、(内 容は同じでも)自分は別になんの文句もない」ということなんですか。 それでは例えば中沢新一の「雪片曲線論」とか河本英夫の「オートポイ エーシス」みたいな、一見して自然科学書ではない本であれば自然科学 的にはデタラメなことが書いてあってもいいということになってしまう ような気がするのですが。 社会的な影響は、どこからみても怪しげな疑似科学書よりも一見まとも そうな哲学書のほうがずっと大きいかもしれないと思います。 牧野@東大駒場