Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!etlnews.etl.go.jp!etlinn.etl.go.jp!etl.go.jp!trc.rwcp!rwc-tyo!news.iij.ad.jp!triton.ad.jp!news1.pu-toyama.ac.jp!icews5!newssinet!news.nc.u-tokyo.ac.jp!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.sci.physics,fj.rec.bicycles Subject: Re: Bicycle standing Date: 17 May 1996 05:09:06 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 50 Message-ID: References: <4necfd$hb2@etlinn.etl.go.jp> <4necpn$hne@etlinn.etl.go.jp> <4nffgr$2qj@etlinn.etl.go.jp> NNTP-Posting-Host: muscat.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: nishida@etl.go.jp's message of 16 May 1996 14:53:15 GMT Xref: coconuts.jaist fj.sci.physics:2781 fj.rec.bicycles:1735 >>>>> On 16 May 1996 14:53:15 GMT, nishida@etl.go.jp (NISHIDA Kenji) said: > In article , > Jun Makino wrote: >> 例えば2本足で立っている人とかいう例だと、接地面(を含む最小の凸多角形) >> の外に重心がある状態で静止して立っているのは不可能だというのはたぶん間 >> 違いないと思うのですが、この例と自転車の場合とでは何か違うのでしょうか。 > なるほど、そういう方面での疑問だったわけですね。 > だったら、答は、接地点と言っていたのは、接地面の中心のことです。 すみません、まだよくわからないのですが、「接地面」と「中心」はそ れぞれどういう意味で使っておられるのですか?接地面は、自転車と地 面が接触しているところという意味で私は使っているのですが、西田さ んもそこは同じでしょうか。それから、中心というのは何でしょうか。 接地面の幾何学的な重心のことを指すのでしょうか? 仮に、上のような意味であったとすれば、西田さんのおっしゃっていた ことは、「人+自転車の重心と、接地面の重心は一致しないことがあり うる」ということのように思えますが、それでよろしいでしょうか。 もともとの安楽さんの、 References: <4ncls7$g72@keknews.kek.jp> >>>>> On 15 May 1996 13:23:19 GMT, anraku@kekux1.kek.jp (ANRAKU Kazuaki) said: > この時、自転車+人間の重心の位置は前後輪の接地点を結ぶ直線の真上からは > ずれていることになります。 というのでは、(そのあとの安楽さんの、上の記述を否定する記事から みても)、接地面が十分に小さいと思って、その大きさを無視して「接 地点」と書いているように思えました。したがって、「直線の真上から はずれている」というのを、私は「接地面(を含む凸多角形)の上にな い」という風に理解しました。 西田さんは「接地面(を含む凸多角形)の上にはあるが、重心の上には ない」というように解釈なさったということでしょうか?それならば西 田さんの説明でなっとくできます。 とはいうものの、自転車のタイヤの接地面での圧力分布の重心を考えれ ばそれは自転車+人間の重心と一致するのではないかという気もします。 で、圧力分布の重心と、幾何学的な重心なり、西田さんの考えておられ る中心なりが一致するかどうかは、、、トルクが掛かってなければ一致 すると思います。トルクをかければ一致しないような圧力分布がえられ るのでしょうか? #日頃扱っているのは質点なので、大きさのあるものは良くわからない 牧野@東大駒場