Path: coconuts.jaist!cs.titech.ac.jp!news.dec-j!spin-hsd1-tky!spinnews!spin-pp0-osk!spinosk!fw-earth!news.hbl.or.jp!newsbase.nisiq.net!newsgate1.web.ad.jp!wnoc-tyo-news!news.nc.u-tokyo.ac.jp!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.sci.physics Subject: Re: planet orbits Date: 13 Apr 1997 09:00:04 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 19 Message-ID: References: <5ihep3$eik@newsgate.so-net.or.jp> <01bc4774$ea5a5be0$c4c8ddca@default> NNTP-Posting-Host: muscat.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: "Tomoyuki. Matsunaga."'s message of 12 Apr 1997 19:09:13 GMT >>>>> On 12 Apr 1997 19:09:13 GMT, "Tomoyuki. Matsunaga." said: > 松永@オレンジネットと申します。 > 他の恒星系に惑星が見つかったという証拠は、恒星の光が > 周期的に変化している(この観測対象の恒星が変光星ではない) > ことに由来しているようです(反論をした学者さんも居られるようですが)。 「光が周期的に変化している」というのが明るさが変化しているという 意味なら、そうではないですね。ドップラー効果によるスペクトルの変 化をみています。惑星があると、恒星の方も惑星と同じ周期で動きます (全体の重心が止まっているっていうか、まあ等速度運動するわけです)。 で、最近は 10m/s のオーダーの変化がスペクトル観測からわかるように なってきたので、木星くらいの重い惑星で軌道半径がわりと小さいもの なら見つかるようになってきたわけです。 牧野@東大駒場