Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!news.nc.u-tokyo.ac.jp!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.sci.physics Subject: Re: planet orbits Date: 09 Apr 1997 02:36:30 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 30 Message-ID: References: NNTP-Posting-Host: muscat.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: yoshimi@etl.go.jp's message of 8 Apr 1997 02:37:13 GMT >>>>> On 8 Apr 1997 02:37:13 GMT, yoshimi@etl.go.jp (Takashi YOSHIMI) said: > 子どものころ(20年以上前)に読んだ科学読み物かなにかで、太陽系の惑星 > 軌道の半径が何かの数列の比に大変近いという話しがありました。でも、その > 読んでいた記事では理由がよくわかっていないというふうに書かれてあったと > 思います。子ども向けの本でしたからたぶん半径は平均半径のことだったので > しょう。 > #ずっと忘れていたのですが最近彗星の話とかしていて思いだしました。 > 惑星がガス雲から形成されるときに太陽やガス雲の質量や回転速度で決まる密 > 度の高い部分ができてそこに質量が集まって惑星になるのならばそれらの半径 > の比がある数列になっても不思議じゃない気がします。ちょうど電子雲に確率 > 密度の高い半径があるようなものです。 > で、識者の方にお聞きしたいのですが、 > 1 上の想像はあたっているのでしょうか? > 2 もしそうでないのなら惑星の半径比はどのように決まると説明されている > のでしょうか。 えっと、最近の理論(と数値計算)の話については、 小久保英一郎, 井田茂, 惑星集積--微惑星から惑星へ--, 日本物理学会誌,1997, 52巻2号 あたりをごらんになってみるというのはいかがでしょう? 牧野@東大駒場