Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!newsfeed.btnis.ad.jp!np0.iij.ad.jp!news.iij.ad.jp!rim.or.jp!tamaru-news!Q.T.Honey!quest-news!news.t.u-tokyo.ac.jp!news.nc.u-tokyo.ac.jp!komaba!news.c.u-tokyo.ac.jp!makino From: makino@chianti.c.u-tokyo.ac.jp (Jun Makino) Newsgroups: fj.soc.pseudo-science Subject: Re: Kubota Takashi & Gotou Manabu (Re: k Date: 10 Oct 1997 04:58:38 GMT Organization: College of Arts and Sciences, Univ. of Tokyo Lines: 30 Distribution: fj Message-ID: References: <343BB224.2167@super.win.or.jp> NNTP-Posting-Host: muscat.c.u-tokyo.ac.jp In-reply-to: kuroki@math.tohoku.ac.jp's message of 09 Oct 1997 14:27:46 GMT Xref: coconuts.jaist fj.soc.pseudo-science:2491 >>>>> On 09 Oct 1997 14:27:46 GMT, kuroki@math.tohoku.ac.jp (Kuroki Gen) said: > 竹内薫氏は自分自身の味方とみなせる有力な科学哲学者として、ファイヤアー > ベントを紹介しているようですが、ファイヤアーベント自身はどのような態度 > を取っていたのか?以前に出した記事の一部を抜粋しておきます。 > In article > kuroki@math.tohoku.ac.jp (Kuroki Gen) writes: > | > |ファイヤアーベントの主著は Against Method (『方法への挑戦』新曜社、面 > |白い本なのでおすすめ)なのですが、邦訳された後に出たその第三版で付け加 > |えられたコメントにおいて、ファイヤアーベントは反相対主義、反疑似科学の > |姿勢を鮮明な形で表明しています。実は、私自身はその第三版を直接見たわけ > |ではないのですが、以下の URL で肝腎な部分の引用を読むことができました。 黒木様 これでは黒木さんのファイヤアーベント紹介も、竹内薫氏のものと少なくとも 同じ程度にはトホホなものになるわけですが、、、読んでもいない本の「肝心 な」(と黒木さんが思う)部分の(黒木さんによる)要約を「ファイヤアーベ ント自身はどのような態度を取っていたのか?」とかいって書くのはちょっと どうかなと思います。 ファイヤーアーベントというのは時代とともに(少なくとも表面的には)いう ことが大きく変化しているように見える人ですから、一冊の本の一部を持って くるだけでは、あまりに説得力を欠く主張になると思いますが、いかがでしょ うか。 牧野@東大駒場