Newsgroups: fj.rec.games.video.home Path: coconuts.jaist!wnoc-tyo-news!aist-nara!wnoc-kyo-news!kuis-news!kudpc!hakata!yamaguchi!lime!lime!sato From: sato@tnk3.cs.csse.yamaguchi-u.ac.jp (Takayuki SATOU) Subject: [SFC] RPG Message-ID: Sender: news@lime.csse.yamaguchi-u.ac.jp (Usenet News System) Nntp-Posting-Host: tnk3.cs.csse.yamaguchi-u.ac.jp Organization: Dept. of Comp. Sci. & Syst. Eng., Yamaguchi University,Yamaguchi, Japan. Distribution: fj Date: Sun, 24 Jul 1994 11:01:08 GMT Lines: 154 どもども、S−IIこと佐藤@山口大です。 私の友人からまたまた「だしといておくれ。」とたのまれたので、以下に書 いておきます。これは前回の続きになっているそうなので、前回の 『FFとDQ及びその他のRPGにおける考察』 を読んでおかれると、なおいっそう楽しめる(?)とおもいます。 んでは、 [ ここから ] - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - RPGのストーリー性及びシステムその他についての考察              written by reds  さて、今度はRPGのストーリーについて述べてみたいと思う。 私は今まで数多くのRPGをプレイしてきた。 その中には、いいストーリーもそうでないのもいろいろあった。 では、いいストーリー(私がそう思うだけ)とはどういうものだろう? いや、それより私の嫌いなものを言ったほうがはやいだろう。 それにあてはまらないものはすべていいと思うから。 その嫌いなものとはいわゆる”お使いゲーム”である。 さらに、”フラグ立てゲーム”もそれに含まれる。  もうちょっと詳しく述べると、 ”お使いゲーム”とは、 「あることをするのに、あれが必要だから取ってくる」 という類のものである。 さらにそれを取りにいくと、 「それなら、ーーーに移したよ。」 とか、 「ーーーにもっていかれた。」 などと言われるとすごく腹が立つ。 こんなのは長いシナリオの合間に1つくらい入れるもので、 これをメインにするととんでもなくつまらないゲームになる。 ”フラグ立てゲーム”は、ほんとはアドベンチャーゲームに 多いのだが、最近はRPGにも目立つ。 この二つの嫌いなものを満たしていた最近のゲームが PCーエンジンの「風の伝説ザナドゥ」である。 このゲームを最後までプレイするのに 途中何度きれかかったことか。 謎はもう解けているのにそこに行っても何も起こらない。 街のある人物に話し掛けると 丁寧に解きかたを教えてくれ、それを聞かないと イベントがおこらないのである。 いわゆる”フラグ立てゲーム”である。 だからこのゲームは謎解きより誰に話すかを考えた方がいい というへんなゲームである。 それとこのゲームのうりは、 「経験値をなくし、無駄なレベルあげをなくす」 であった。確かにHPは簡単にあがるが・・・ お金がたまらない。 お金をためるのに結局むだな時間を使ってしまう。 それが悪いというわけではない。 そういうのがいいという人もいるのだろうから。 でも、私は嫌いである。 次に成長システムについて考えてみよう。 RPGなら、主人公が成長し、強くなるのは当たり前である。 この成長のしかたもゲームによって様々な方式があるが、 これにも、私の好みがある。 前にも書いたが、私はファンタジーの世界(RPGの舞台)と 現実を同一視している部分がある。 この主義でいくと、剣で敵を倒したのに魔法のレベルも上がる、 というのが、どうしても納得いかないのだ。 さらに、戦闘に参加していない仲間のレベルもあがるゲームがある。 いくらゲームとはいえ、不自然すぎるのではないだろうか? 「そんなことをいちいちやってると、レベルアップに時間がかかる」 という意見もあるだろう。 しかし、あまりにも非現実的なことをやるのは・・・ 次は動きなどについて考えてみよう。 動き(アニメ)は、RPGにおいては、おもに戦闘シーンに使われる。 敵の動きや、魔法の効果。色々なところに使われる。 これについての私の好みはないが、アニメは多いにこしたことはない。 CDならともかく、ROMは容量の関係からそんなにははいらないだろうが。 それから、前回書き忘れたことだが、 FFには魔法のアニメがかなりはいっている。 私はこれが好きなのだが、DQもVになって それが追加されたようである。 (実際にみたのはあまりないが。) しかし、DQの戦闘はそんなものを排除し、スピードが早いのが うりだったと思う私には、悲しいかぎりである。 こんなことばかり買いているとRPGをけなしてばかりいる ように思われるかもしれない。 しかし、私はちゃんといいところもみている。 どんなものにも、いい点、悪い点はある。 それをきちんと見分け、自分が何かをするときの 資料にするのが大切のなのではないだろうか? 実際、私もパソコンでRPGをつくっているが、 今まで述べてきた自分の主義はすべて満たしている。 これからゲームを作る人はその辺を良く考えて 作って欲しいと願う。 最後に個人的に気に入っているゲームをいくつかあげておこう。 SFC:  ファイナル・ファンタジー IV、V、VI  ソウルブレイダー  ブレスオブファイア  スレイヤーズ  セプテントリオン  アウターワールド  フラッシュバック  ソウル&ソード  まけるな!魔剣道   PCーエンジン:  フラッシュ・ハイダーズ  悪魔城ドラキュラX  スナッチャー  フィーンド・ハンター  ワールドヒーローズ2  YS I・II  コットン   GB:  魔界塔士サガ 聖剣伝説   FC:  ファイナル・ファンタジー II ジーザス   パソコン:  幻影都市  プリンセスメーカー  ソーサリアン  ドラゴンスレイヤー英雄伝説 I・II  Xak I・II  エメラルド・ドラゴン  インサイダー  ハイドライド3  スペース・マンボウ  ソリッドスネーク  ジーザス - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - [ ここまで ] いかがでしたか?2回にわたる彼の考察は。前回の分にも書きましたが、こ のテキストは一方通行ではありませんので、これに対する意見、感想などを 心からおまちしております。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「MSXの使者?…ふう。」山口大学工学部 知能情報システム工学科 ソフトウェア工学研究室 佐藤 孝幸(4年) sato@cs.csse.yamaguchi-u.ac.jp