Path: sranha!katsu From: katsu@sra.co.jp (WATANABE Katsuhiro) Message-ID: Date: 7 Jan 91 08:10:22 Organization: Software Research Associates, Inc.,Japan In-reply-to: futoshi@sra.co.jp's message of 27 Dec 90 06:21:34 GMT Newsgroups: sra.news Subject: path format of news articles Distribution: sra References: <275@sran84.sra.co.jp> 宮森さんいはく 宮> 1. ..!hostA!hostA.domain 宮> 宮> rnで投稿された記事のPath:にログイン名が無い。 宮> 例えば、sravaからrnで記事を投稿するとそうなるのですが、これで良いので 宮> しょうか。 RFC1036 は RFC> Normally, the rightmost name will be the name of the originating RFC> system. However, it is also permissible to include an extra entry RFC> on the right, which is the name of the sender. This is for upward RFC> compatibility with older systems. となっています。本当はログイン名ははいらないのだけれども、 互換性のためにはいってもかまわないということだと思います。 宮> 4. Path:のみではリプライメールが送れない場合がある。 やはり RFC1036 によれば、 RFC> The "Path" line is not used for replies, and should not be taken as RFC> a mailing address. とのことで、これは送れなくて全くかまわないと思います。 また歌代さんいはく 歌> Path でメールを送ることはないでしょう。Path にどのような文字 歌> 列を書くかという規定は特にないと思います。 というのについては、ゆるい規定が RFC1036 にあります。ここで歌代さんが いっているのは、Path: フィールドがそっくりそのままの形で何かに機械(的)に 解釈されることはない(もちろん冗長な転送を防ぐのには使われる)という 意味だと思いますが、誤解する人がいるといけないので。 宮> 3. Pnews.headerの最後の方で、用意しているヘッダに関して… 宮> それで、srasvgのを参考に Path:フィールドを入れてみたのですが、今度は、 宮> local distributionへの投稿が リモート rnで出来なくなってしまいました。 宮> Article not accepted by server; not posted. 宮> inews: Bogus local distribution rejected 宮> 宮> と言われて、ポストできません。Path: 以降何も書かないか、その行を消去すると、 宮> ポストは成功します。 これはずっと前に私が聞いた奴だよね? > tatsuro これに関しては、元々の記事でも 宮> これで良いのでしょうか。(localだからいいんだろうなぁ。) とありますが、local だからこれでいいんだと思います。local な記事に 「転送されてきた経路」があるというのはむしろ不可思議ですよね。 Distribution が local の記事は、当然ながら他のホストに転送されません。 (nntp 用のやつじゃない方の、本物の)inews は、受けとった local の記事の Path: フィールドに既に他のホスト名がついていると、他から何かの間違いで 転送されてきたか又は Path: フィールドがおかしいものと解釈して、 上のような警告とともに処理を拒否するようです。 そもそも Distribution: が local でなかったとしても、投稿したホスト (nntp クライアント側)のスプールに当該記事があるわけではないので、 (例えば他の機械から経路を追ってきた時のことを考えると)この機械の 名前を Path: に加えるのは美しくないような気がしませんか? 確かに転送されてきたというのには違いありませんけど。 (もちろん投稿したホスト名を加えておいても悪いわけではなく、 そういう意味で歌代さんがいう通り「規定は特にない」ようです。) -- ----____----____ 渡邊克宏@ソフトウェア工学研究所