Path: sran265!katsu From: katsu@sra.co.jp (WATANABE Katsuhiro) Message-ID: Date: 16 Aug 93 12:00:52 Organization: Software Research Associates, Inc.,Japan In-reply-to: sakoh@evangel.us.sra.co.jp's message of 11 Aug 93 08:00:14 GMT Newsgroups: sra.comp.misc Subject: Re: Data Flow Diagram on SA/SD Distribution: sra References: 記事 で sakoh@evangel.us.sra.co.jp (Hiroshi Sakoh) さんいはく > > (2) Process について > >  同じ処理をするプロセス(つまりは多分同じ名前がついている)が複数の > > 場所に現れるのはかまわないのでしょうか? > > 構わないと思います。もしそれが全く同じものなら。 > このような二つのフローが2箇所に現れても、「標準偏差を計算する」 > の側から見ると単に数値群を受け取って、標準偏差を計算するだけです。 > > つまり各 「標準偏差を計算する」の signature が同じもので、behavior も > 全く同じである限り、それは複数の場所に同じ名前で登場しても構いません > (というよりむしろ同じ名前で登場すべきです。同じものなのですから)。  [標準偏差を計算する] プロセスを詳細化した DFD が例えば  -- 実数データ列 --+--> [和をとる] ........ --- 標準偏差 -> | +--> [2乗の和をとる] ..... のような形になっているとすると、「体重データ」や「身長データ」は 「実数データ列」の subtype になっていなければならないですよね。 その事実は分析者が責任をもって覚えているのですか?それとも Data Dictionary に書いておくのですか?あるいは「体重データ(実数列)」 のように、上位の DFD での入出力データフローに陽に記述しておくのですか?  もうひとつ。たとえば、同じ名前の Entity が複数ある ER 図を書いたり するのは不躾だと思うのですが、DFD のプロセスの場合はそういったことは あまり気にならないのですか?  同じ名前 nnn の Entity が複数あると(一箇所にまとまっていないと)、 nnn に随する Attribute, Relation が変化する場合に困りますよね。 プロセスの場合は、その入出力の仕様が変化することはあまりないという ことなのでしょうね。 -- 渡邊克宏