このページで記述した問題は2008年初頭に確認したものですが、 遅くとも2010年10月時点では解消済みのようです。
Softbank携帯のPCサイトブラウザ(と関連するシステム)には、 非合理的な制限もしくはバグの兆候がある。 単純で正しいwebページであって、 かつそのページはインターネットから通常の方法でアクセスできるものであっても、 PCサイトブラウザでは表示ができずに 「接続が中断されました。」 というエラーが出ることがある。
問題を再現して観察する具体的な方法の1つを、 PCサイトブラウザの問題の再現 のページに記述した。 また、再現した状況を撮影した デモ動画(wmv形式 1分44秒 6Mバイト強) を示す。
上記の再現例は、
ものである。
ただし、上は一例にすぎず、 正確にどのような条件下でエラーが出るのかは、まだ判然としない。
などの状況も観察しており、 Webサーバ側の設定や状況も関係している可能性がある。
なお、ブラウザとしてY!ケータイを利用する場合には、中断の問題は発生しない。 上記の問題再現のためのページも、Y!ケータイでは期待通りに正しく表示されるはずである。
エラーメッセージがいう『接続』とは、 携帯機とWebサーバの間の接続のことではない。 実は、PCサイトブラウザを利用する場合は、 携帯機上のPCサイトブラウザとWebサーバーの間に HTML変換システムがはさまっているらしい。 一般のサーバ上のコンテンツは非常に広い範囲の表現が許されており、 必ずしも携帯機上のブラウザの能力で扱える範囲になっているとは限らない。 そこで、この変換システムが、 特に携帯向けを仮定せずに製作された一般向けコンテンツ(PCサイトと称するすることもある)を、 携帯機上で扱える形式に変換しているということのようだ。
エラーメッセージの言う『中断』とは、このHTML変換システムと携帯機の間のことである。 サーバ側はこの『中断』の事情には関与していない(実際ログには正常終了した旨の記録が残る)。
このページで述べた問題の責任は、 (携帯機内のブラウザではなく)Softbank社内のHTML変換システムにある可能性もある。
ソフトバンク社の携帯機の操作案内係の方には、 上記のHTML変換システムの存在をお教えいただきました。 また、携帯機上でのWebコンテンツの扱いの特性や、 資料の存在場所などもお教えいただきました。